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うつで苦しむ開発者の光になりたくて、1人で作り続ける

うつで苦しむ開発者の光になりたくて、1人で作り続ける

ウツで社会からも組織からもドロップアウトした

こんにちは、はまるおじです。
HAMARU合同会社の代表をしています。

僕は以前、社長とエンジニア両方ともに頑張りすぎて、メンタルを壊した経験があります。

詳しくは以下の記事に書いています。

HAMARUを作った理由と、人生のどん底から救われた話

HAMARUを作った理由と、人生のどん底から救われた話

なぜ引きこもってる? こんなはずじゃなかったのに こんにちは、はまるおじです。 HAMARU合同会社の代表をしています。 数年前、僕はやりたい事を見失い、人生のどん底でした。 メンタルの不調でウツになり、 社長なのに会社に行けなくなり出社拒否。 いろんなことから逃げ、引きこもる日々。 「なんでこうなったんだ?」 勉強嫌いで赤点常連の落ちこぼれ 今から33年前、 13歳の僕は、英語と数学が大キライ。 全く勉強しないので、テ

結果、大好きなプログラミングも、自分達で作った会社も放り出してしまいます。

人生を突っ走り過ぎたせいもあったのでしょうか。

これから何をしたら良いのか、まったくわからなくなり、人生のどん底を経験しました。

今後の人生で「やらないこと」を決める

僕はたまたまHAMARUを作るという道がハッキリ見えて、うつから抜けることができました。

そもそも、メンタルを壊した大きな原因は明らかでした。

好きじゃないことを無理してやったからです。

以前のような環境に戻ったら、また同じように無理してしまう…
と直感めいたものがありました。

同じ間違いを繰り返さないためには、今後は 「やらないこと」 を決める。
そうやって生きていく必要があると考えました。

イヤなことや苦手なことから距離をとる重要性

僕の場合は、プログラミングや開発全般は大好きで、何時間やっていても苦ではありません。

しかし、組織のマネジメントや経営はまったく興味が湧かず、キライでした。

キライだけどこなすことはできたので、やってしまっていたのです。

どうやら自分は、
キライなことでも努力でなんとかこなせる、その代わりメンタルが自覚なく大きく削られる。
タイプだったようです。

無自覚だったことが大きな災いでした。

1人でフリーランスとして生きていく

以前はチームで働くことが当たり前で、多いときは100人以上のチームの責任あるポジションを任されることもあり、ひょんなことから仲間と会社を作って社長を経験したり…

そういったポジションはまた自分のメンタルをハードに削ってしまう。

だから組織に属することは、マイルールで 「やらないこと」 にしました。

もちろん、誰かを雇用したりもせず。

「もう組織に属さない。1人でやる」と覚悟を決めたとき、心がスッとした事を覚えています。

今は妻と2人だけの、小さい合同会社という形態でやっていますが、作るのは僕1人。
組織ではなく、普通の家族として日々暮らしています。

IT業界はうつ病が多い

IT業界は、うつ病が多いことで知られています。

そういう事情もあり、以前の僕と似たような苦しみや悩みを抱えている人もきっといる。

自分自身、大それた事を発信できるほどの力はないのですが、とある事をきっかけに

うつで苦しむ開発者の光になりたい

と考えるようになりました。

僕の働き方がテレビ取材され、誰かの力になれることに気づく

1人でやる覚悟を決め、フリーランスとして活動していた頃…
テレビ東京のWBS(ワールドビジネスサテライト)で、僕の働き方がTVで紹介されたことがあります。

勃発!フリーランス争奪戦|テレ東BIZ(テレビ東京ビジネスオンデマンド)

[WBS] フリーランス争奪戦!稼ぐスターの「二毛作」 - LOVELY-LOVELY.NET

この時は自分をすべてさらけ出す勇気がなく、うつ病のどん底から這い上がった話はあまりできず、マイルドな表現になっていました。

それでも、放映後にネットで共感のコメントなどを見て、心を大きく動かされました。

苦労や失敗をさらけ出せば、同じ悩みを持つ人のヒントになる

自分の苦労や失敗した経験を恥ずかしがらず、もっとさらけ出していけば、同じように悩んでいる人の助けになるかもしれない。

もしくは、僕のような失敗をする前に、穴に気づけるかもしれない。

メンタルを壊して、社会や組織からドロップアウトしても、身の置き方を変えればまた活躍できる。

という姿を、同じような悩みでもがいている人に伝えたい。

頑張って、ムリして組織の中に戻らなくても、楽しく開発して世の中に価値を届けられる。

そんなロールモデルの1人になって、同じ悩みを持つ人の光になりたい。

だから僕は、組織に属さず1人でどこまでやれるか挑戦しています

やりたくないことを最小化して、やりたい事は最大化する

そんな ワガママな働き方改革 を、楽しみながら、時にはもがきながら続けています。

以前の僕と同じ悩みでもがいている人が、生き方を取り戻すヒントになるかもしれないと信じて。

People illustrations by Storyset

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