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「もはや狂気」部屋をレビューで埋め尽くす開発者の葛藤と執念

「もはや狂気」部屋をレビューで埋め尽くす開発者の葛藤と執念

どうしてもお見せしたい光景

こんにちは、はまるおじです。
HAMARU合同会社の代表をしています。

HAMARUユーザーのみなさんに、
どうしてもお見せしたい光景があります。

世界一レビュー好きな開発者

今までたくさんレビューをいただいてきました。
 
通算アプリレビュー件数は8万件超えです。  

心のこもったアツいレビューがとても多く、これまで何度も孤独でくじけそうなピンチを救われました。

僕は、自分のことをこう自負しています。

世界一レビューを愛している開発者 だと

その理由をお話しします。

この大量の四角い物体は何?

たくさん

こっちも

何やら壁にいっぱい貼り付けられておりますが…

アップにすると文字と写真が

これが部屋の前後左右の壁にびっしり

なぜこれが貼ってあるのか
どんな思いが込められているのか

お伝えしたいのです。

いただいたレビューは忘れたくない、でも覚えておけない…!という葛藤

レビューには、書いてくださった皆さんの想いが込められています。
これまで何度も勇気づけられてきました。

レビューの励ましに奮い立てられ、パソコンの前に座る日々。

孤独なぼっち開発でも、後押ししてくれる皆さんがいる。

レビューを原動力にして開発する手法を、僕は 「レビュードリブン開発」 と勝手に呼んでいます。

でもモニター越しだと、常に目に入ってこない!

口では、
「皆さんのレビューを大切にしています」
と言ってても、常に目にしてるわけじゃなく、どうしても忘れてしまう…

レビュー内容を忘れたくない

せっかく皆さんが貴重な時間を割いて、気持ちを込めて書いてくださっているのに、レビューの内容を忘れてしまう。

罪…

申し訳ない気持ち…

そのことに悩んでいました。
常に見えてたらすぐ思い出せるんだけど…

部屋中にレビュー飾っちゃえ

そしたらぼっち開発でもさびしくないし!

そして…やっちゃいました。

部屋の隅々貼れる壁全てに

こっちも

ここも

部屋の壁四方全部に貼る暴挙…

 

部屋じゅうビッシリ!

ただでさえ狭い5.1帖自室に

HAMARUは零細企業でぼっち開発なので、自宅の5.1帖の狭ーーい書斎を開発室にしてます。

ただでさえ狭い自宅の書斎の壁全面に、後先考えずレビューの額装を貼りまくる。
(片付ける時の事なんて知らぬ)

この圧迫感っ…!

レビューに囲まれてるこの感じ…

どこを見てもポジティブワードの嵐

たまりません!!

もはや笑うしかない手間地獄

  • 馴染むように部屋の壁紙全部張り替え

  • 1件ずつレビュー読み直して選び出し

  • 背景画像とレビュー文をMIXし画像化

  • ぴっちりキッチリ合うように全部印刷

  • 一つ一つ印刷した紙をフレームに入れ

  • 壁にどれを貼るかレイアウト設計して

  • 真っ直ぐ並べるためレーザーで線引き

  • 一つ一つ丁寧かつ綺麗に並べて貼る…

今書いていても気の遠くなる作業。

零細企業ですから、もちろん業者に頼まず、すべて自分の手作りでやりました。

だんだん怖くなってきた…

夏休みの工作を思い出しながら、貼ったり切ったりと楽しかったです。

はじめだけ…

中盤から、手間かかりすぎるのが怖くなり
終わりの見えない進行にヤバさを感じ
自分でも何をやってるのかわからなくなり

「これはアート作品を作ってるんや!」

とか自分に言い聞かせ、騙して? 鼓舞しながら、出口の見えない道のりを進みました。

費用をケチったぶん
かかった手間や時間は 「狂気」

壁紙貼り

この頃はまだノリノリで楽しかった

自転車で通天閣まで写真撮影

レビュー文面だけじゃなく、背景写真にも愛着をもちたい!手抜きなし!

ということで、暑いなか天王寺公園まで自転車を飛ばし、通天閣が見える風景を撮影してきました。

緑が多くて通天閣が垣間見える感が好き

この青いマスひとつひとつに、レビューの額を収めるんだと思うと、終わった今でもクラクラしてきます。

※実際は、壁が前後左右なのでこの4倍!

この背景素材は部屋の正面用で、ちょうど
机に座ると眼前になるようにピッタリ計算

通天閣がちょうど見える

材料は百均で爆買い

額装フレームは、百均フォトフレーム使用
100円とは思えない高品質で700個爆買い

もうなにやら業者の仕入れ感。
届いた時はちょっとヘンな汗出ました。

このフレーム、百均とは思えないデキ

裏側

まっすぐ貼るのは想像の10倍大変

これは「レーザー水準器」といいます。

水平垂直に目印のレーザーを照射する機器で、これを使えば楽勝だと思ってました。

でも、貼るために手を添えるとレーザーが手に照射されてガイドが見えない。

そして、正確に少しずつずらすの大変だしで、もう地獄。

上の写真の様に、貼った強力両面テープを少しずつ剥がしながら、一つ一つ貼る。
気が狂いそうな面倒さでした…

大変だったけど世界最高の開発室ができた

素人感丸出しですが、手間ひまかけて作ったぶん、思いの込もった最高の開発室になりました!

何といっても、どこを見渡してもレビューが目に飛び込んできます。

あー疲れたーって部屋に寝転んでも、励ましのレビューが目の前に飛び込んでくるんです。

怠け心が消えて、あともうひと頑張り!と立ち上がっちゃいます(笑)

これが目に入ったらサボるわけにはいかない

誰のためにアプリを作るのか

1人で作っていると、常に目に入る数字やデータばかり追うことになり、アプリを使ってくださっている人は見えないので、
誰のために作るのか見失しないがちです。

でも、この部屋にいると常に、四六時中
誰のためにアプリを作っているのか?
という初心や原点を見失わずに済みます。

アプリは数字やデータではなく人のためのものです。

そして、仕事のやる気が落ちた時も、施策がうまくいかずに落ち込んでる時も励まされます。

元気玉でパワーを分けてもらってる感じ。

ここはまさにレビューのパワースポット
1人でも万人力になる世界最高の開発室です

皆さん、いつもありがとう

みなさんのレビューは、しっかり届いています!

きちんと目を通して、アプリ作りに活かしています。

1人でも多くの方にアプリをお届けできるように、この世界最高の開発室で、コツコツと頑張っていきます!

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